アクア研究室

今日は朝からアイランドシティ中央公園の池に生息している外来種の駆除に参加しました。

開始前から雨が降り続きましたが、魚捕り開始前の池の写真ですが、さらに開始直前に
水を抜きました。




おびただしい数の魚達です。・・・まさにこれがある意味魚道ですね。今回は雨も降り参加者も
少ないので多めに水を抜き外来種（主にブルーギル）の駆除が行ない易いように・・・


いよいよ外来種の駆除が開始されました。


悪天候でしたので開始時の参加者は少なめですが、池の水を全部抜いてますので直ぐに多くの
魚が集まって来ました。



今回は池が異常事態になっておりました。前回は数匹しか確認出来なかったウシガエルの
おたまじゃくしがブルーギルよりも多く繁殖していたのです。原因は解りませんが恐らくは
夏の猛暑で水温が上昇し餌となる植物性プランクトン等が異常に繁殖したのでは無いかと？
オヤジは思います。おたまじゃくしだけでも、なんと140kgの収穫でした。


しかも捕獲出来た親のウシガエルは２匹のみでしたので、環境が僅かに変化するだけで生態系が
いとも簡単に大きく変化してしまう現実を体験し正直恐ろしくなりました。


午後からは参加者も増えて子供達は大喜びで魚捕りを楽しんでいました。


なにやら子供達が大声で騒ぎ出したと思ったら・・・



オヤジが楽しみにしていた大うなぎを捕獲しておりました。今回のうなぎの収穫は大うなぎ１匹と
新たに30cm位の小さなうなぎの２匹だけでしたが、まだまだ沢山泥の中に潜んでいる筈です。


大うなぎは、かなり弱ってましたので最後に施設内の水槽に収容する事に致しました。



定期的な外来種の駆除で徐々に少なくはなっておりますが、今回のおたまじゃくしの異常繁殖は
地球規模で起こり得る驚異のように思えてなりません。飼えなくなった生物を安易に自然に返す
事だけは絶対に行ってはいけません。参加された皆様本日はお疲れさまでした。


おまけ・・・食事中に捕獲されたのか・・・

食欲も繁殖も旺盛なブルーギルは、このようにして在来種も食べてしまうのです。


　　　　　そんだけです。